クラウドファンディングって何でしょう

最近ニュースなどでも耳にする機会が増えてきたクラウドファンディング(crowd funding)とは、インターネットなどを経由して、不特定多数の人たちが、実現させたい夢やアイディア、事業計画などを発表した個人あるいは団体に対して資金の提供や何らかの形の協力を行うシステムのことを指した造語です。

群衆を表すクラウド(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた言葉で、ソーシャルファンディング(social funding)とも呼ばれています。

その市場規模は拡大を続け、2012年世界全体で約27億ドル、2013年には50億ドルを突破するだろうと言われています。

慈善団体の活動や自然保護などのために活動するNPO・非営利団体などの資金を集めるための寄付型のクラウドファンディングや、アーティストやミュージシャンが作品や楽曲などを提供する代わりに資金を調達するといった購買型、事業が成功した際には配当金が支払われるといった投資型クラウドファンディングなど、様々な形態のものが存在しています。

日本におけるクラウドファンディングの拡大

2011年の東日本大震災を機に、日本においてもクラウドファンディングが急速に普及し始めました。

最も多くの提案がなされたのは震災被災者への救援を求めるもので、有名俳優やスポーツ選手、文化人などの提案に対して多額の資金が提供されました。

災害発生直後は、世界的規模の保険機構や、大きな慈善団体を通じての寄付金がたくさん集まりましたが、時間がたつにつれ、自分が寄付したお金が具体的に何に使われるのかがわかる提案に寄付をしたいという傾向が強まり、クラウドファンディングのシステムはこういった要求にぴったり当てはまったという訳です。

クラウドファンディングのサービス

子供たちのためのこういった活動の資金に寄付をといった具体的な提案に、あっという間に多くのお金が集まりました。

資金提供の見返りに何らかの商品やサービスが受け取れるケースもありますが、日本におけるクラウドファンディングの多くは、見返りを求めない寄付型のものがほとんどでした。

こうしたインターネットを介したつながりを一過性のものとせず、継続的な支援者確保の第一歩としていけるか、特に地方の人口減少地の介護・障害者施設や団体などには今一歩の工夫が求められています。


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